OSC 2025 OsakaでModule LLMのデモ展示
https://gyazo.com/3882b46bac45080372ab30c557f8c0f9
はじめに
そこでやった以下のデモをご紹介します。
Lチカ
USBビデオを使ったビデオストリーミング
UIFlowでのLLMの利用
Lチカ
ランダムな色でLEDを光らせるには、以下のようなスクリプトが使えます。
code:/root/Lchika.sh
while true
do
echo $((${RANDOM} % 255)) > /sys/class/leds/R/brightness
echo $((${RANDOM} % 255)) > /sys/class/leds/G/brightness
echo $((${RANDOM} % 255)) > /sys/class/leds/B/brightness
sleep 0.1
done
オプション: /etc/rc.localに以下を追加すれば、自動で起動します。
code:/etc/rc.loacl
/root/Lchika.sh &
USBビデオを使ったビデオストリーミング
スクリプトで利用するライブラリ類をインストールする
code:shell
apt update
apt install libgl1
pip install fastapi opencv-python uvicorn
上記のページのPython scriptを準備する
/root/send_uvc_streaming.py
USBカメラを接続する
スクリプトを実行する
$ python3 /root/send_uvc_streaming.py
Module LLMのIPアドレス(x.x.x.x)の8888に接続。
https://gyazo.com/a7ceb5088fb405b44e58daf7b537834f
オプション: /etc/rc.localに以下を追加すれば自動で起動します。
code:/etc/rc.local
/usr/bin/python3 /root/send_uvc_streaming.py 2>&1 > /dev/null &
注意事項:無線LANがprivate separation(同じLANでも通信できない状態)になってると、デモできません。
UIFlowでのLLMの利用
UIFlowからLLMを利用しています。
元のコードに数値を文字列に変換するのを失敗している箇所があったので、修正しました。
https://gyazo.com/080845fb67a484ba116c05604a1e448a
おわりに
未来のスタックチャンのベースとしてのModule LLMをもっと感じてもらえるようなデモにしたかったのですが、力及ばずでこの程度のデモになってしまいました。
本当は、ASRやTTSも一緒にデモしたかったのですが、うまくコードを書ききれませんでした。
最近では、日本語のLLM環境も徐々に整ってきているようなので、またチャレンジしたいと思います。
おまけ:サクッとする無線LAN設定
前提条件
8188euで使える無線LAN USBドングルを持っている
デバッグボードによるシリアルコンソールが使える
SDカードがある
無線LAN用USBドングルを準備
8188euで対応できるものがコンパイル済みのドライバが提供されているので良いです。
以下のコンパイル済みドライバを取得
SDカードに8188eu.koとrtl8188eufw.binをコピー
シリアルコンソールからインストール
$ install /mnt/mmcblk1p1/8188eu.ko /lib/modules/4.19.125/
$ install /mnt/mmcblk1p1/rtl8188eufw.bin /lib/firmware/rtlwifi/
設定ファイルを編集
code:/etc/network/interfaces
allow-hotplug wlan0
iface wlan0 inet dhcp
code:/etc/wpa_supplicant.conf
ctrl_interface=/var/run/wpa_supplicant
update_config=1
pmf=1
network={
ssid="YOUR_SSID"
psk="YOUR_PASSWORD"
}
code:/etc/rc.local
/sbin/wpa_supplicant -iwlan0 -B -s -O /run/wpa_supplicant -c /etc/wpa_supplicant.conf